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タイにおける仏教の重要性

日本では無宗教のかたが多いのですが、タイにおいて仏教は非常に重要な意味を持ちます。

タイには3万以上の寺院があります。
お寺がみんなの寄進によって建立され、小さな村でも必ずと言っていいほど寺があります。

寺は、村の人たちにとって教育の場所であり、技術や知識を伝える、まさに昔の日本の寺子屋のような存在です。
また村人の集会所としての社会的な役割も担っています。

タイ僧団をサンガといいます。
サンガの最高位はソムデットです。

6人から8人のソムデットのなかからサンガ王が互選されます。
ソムデットはタイ社会において絶大な影響力を持ち、重要な儀式の日程など、僧侶に相談して決めるという人も多いのです。

タイの朝のおなじみの光景は、黄衣をまとい、黒い鉢をもちながら早朝の町を托鉢する僧侶の姿です。
人びとは食料や生活用品をその鉢に入れて施しをします。

タイにおいて、人は、両親の恩義に報い、両親の徳をわけるために自分が徳を積みます。
タイで徳を積むことを「タム・ブン」といいます。

徳は、自分が僧侶になることで、あるいは早朝の托鉢をする僧侶に施しをすることで、さもなければ寺に寄進をすることによって、徳が積まれます。


早朝、まだ暗いうちから人びとは僧侶たちが来るのを自分の家の門の前で待ちます。
山吹色の衣をまとった僧侶が大きな鉢を抱えて歩いてくると、その鉢に施しをいれ、感謝の意を表す、ワイをします。

ワイというのは、合掌するタイ式のあいさつです。
くれぐれも間違えてはいけないのは、ワイをするのは、施しをした庶民のほうだということです。
ワイをされた僧侶は、ワイを返さないのがふつうです。


施しをさせていただき、徳を積むことができたことを、施しをした側が感謝するのです。


決して、施しをされても横柄な態度をとっているわけではないですよ
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